<ちょっと改稿>【洋書+映画】二つのロード@「路上」と「指輪物語」 | ADELANTEの英語とスペイン語が好き

<ちょっと改稿>【洋書+映画】二つのロード@「路上」と「指輪物語」

J. R. R.トールキンの名作「指輪物語」つまり「The Lord of the Rings」を見事に映像化した作品の第一作をDVDで見ています。監督は「キングコング」のピーター・ジャクソンです。

日本で公開された映画のタイトルは「ロード・オブ・ザ・リング」・・・、冠詞の使い方も、複数の使い方もひどいものです。

そしてジャック・ケルアックの名作「On the Road」の旧訳のタイトルは「路上」ですが、新訳のタイトルは「オン・ザ・ロード」です。

そう、日本では「Lord」も「Road」も「ロード」なのです。

しかし、「R」と「L」が同じ片仮名になるのは仕方ないにしろ、「Road」は「ロウド」であるべきです。

そして「download」や「upload」も「ダウンロウド」、「アップロウド」に本来すべきなのです。和製英語である「ロードショー」が「ロウドショウ(road-show)」であるべきなように。

映画「シェーン」の「Shane」も英語での発音は「シェイン」・・・、どうやら日本人は「ー」の音が大好きなようです。

だから私は新訳の「オン・ザ・ロード」というタイトルが好きではありません。
#何故「路上」ではいけないのか!

ま、日本語の仮名が英語に完全に対応していないということですが・・・。(無理に対応する必要もないんだけれどね)

ですので、私は「The Lord of the Rings」は「指輪物語」、「On the Road」は「路上」とこれからも日本語では書きます。

また、日本語では「B」と「V」の音は区別していませんので、私は「ヴァ、ヴィ、ヴ・ヴゥ、ヴェ、ヴォ」は使いません。(「L」や「TH」に対応する日本語の仮名はないのだし)